頭の中のいろいろ

頭に浮かんだことや実際にあったことを記録していく予定。不定期のんひり気まま更新

夢占い

病気になっている夢を見た。

病院とは到底思えないところだった。

廃墟だとかそんなんではない。

ホテルのような、スーパーのような、何かの店だった。

日本じゃない、海外にありそうな、外観はレンガ製の建物。

ローズガーデンとか言ってもいいかもしれない。

白いシャツに、腰に巻くタイプのカフェエプロンをした従業員がわらわらと休憩所にやってきていた。

駐車場近くの建物が休憩所で、私も最初はスタッフの1人だった気もする。その辺りはあまり覚えていない。

 

はっきり覚えているのは、誰も話しかけてくれない、心配してくれない、味方がいないということが凄く悲しく、ボロボロ泣いていたということ。

食事を取ろうと座った私の隣に座ったのは、別の病気を持った子だった。

初めは、病気の子はその子だけだったと思う。

その子だけが、恐る恐るだが私を気にかけてくれた。

目の前の別のテーブルには3人組の女性が座ってお喋りを楽しんでいたが、こちらには見向きもしなかった。

隣に座ってきてくれた子がいたのに、私はそれでも悲しかった。

泣きながら一口食事を口にしようとした時(パスタか何かだったと思う)、発作が起きてガタガタ痙攣し始めた私を見て、目の前の3人組はやっぱりこちらを見向きもせずに去って行った。

隣の子も、私の体をさするために手を伸ばしてくれたが、結局食事の乗った盤を持って離れて行った。

だがこの時、私は私の体に触れてくれたあの子も、私を置いていくと確信していた。

誰も私を受け入れてくれないと、全身で嘆いていた。そしてその通りになった。

 

やがて発作を起こして死にそうになっている私を介抱したのは、2人の医師だった。

特に執刀医は激しく怒った。

どうしてこの子をこんなになるまで周りは放っておくのか。

どうして誰もこの子を助けようとしないのか。

 

そうして彼は、私の胸を開胸して手術し始めた。

病院のオペ室で?

いいや。

休憩室の巨大な調理室でだ。

私が寝かせられたのは、ステンレス製の机だった。

そしてあり得ないくらい広く開胸されていた。

 

私の視点は、医師が私を介抱したあたりから第三者視点だった。

というより、幽体離脱状態というのだろうか。

私は私の体をしっかり動かして私を見ていたが、その時の私は絶賛開胸中である。

嬉々として血まみれになった医師に、一体全体どのような処置を施されたかわからないが、成功した!これでこの子は助かった!と満面の笑みで抱き起こされた私を見ていた。

 

夢は往々にしてごちゃごちゃしているものだが、手術が始まるころだったか終わる頃だったかに、母親がやってきた。

リアルの母親でない。

夢の中の私の母親だった。

母親なのに、私が発作を起こして緊急手術をしていてもケロッとして周りと普通に話し、なんならよく笑っていた。

まるでちょっと転んで怪我した子供を笑ってあやすような雰囲気だった。

 

手術が終わっても私はまだグズグズしていた。

誰も私を気にかけてくれないという思いが消えなかったからだ。

それでも医師が気にかけてくれたのだと思えて、少しぐずりはおさまっていた。

母親が来たのを知ると、やはり涙が溢れて抱かれた。

 

しかし、私はこの母親を好きになれなかった。

子供の一大事の時にへらへら笑っていた親である。

何も深刻にとまでは言わずとも、もっと気にかけて欲しかった。

 

さて、第三者視点の幽体離脱をした私が、自分の開胸シーンなんかを見て、それでもここは病院じゃないんだなと思えば、周辺はあっという間に病院になった。

病院の入り口まで螺旋状になった建物で、それなりに大きかった気がする。

 

何より不思議なのは、最初は大人だったはずが、泣きながら食事を取ろうとした時には思春期ほどの子供になり、手術後には4〜5歳程度の子供になっていたことだった。

 

大体はっきり覚えているのはこんな感じだ。

 

変な夢はよく見るので、ちょくちょく夢占いで検索する。

意味なんてなくてもいいのだけれど、見たもの対して何かしら意味をつけたくなるものだ。

 

心臓病になる夢

手術を受けている夢

心臓を取る夢 etc

いい意味も、悪い意味もあった。

当てはめてみると、手術が成功しているのでそこまで悪い夢でもなかったようだ。

ただ、精神的にまいっているとか、解決しなければいけないことがあるとか、そんな事も書かれていた。

それは事実なのだが、果たしてどう行動したものか。

 

気遣うことは大事だが、気遣いすぎるところは短所と言えるだろう。

私の人生だから、とサクサク行けたらいいけれど。