頭の中のいろいろ

頭に浮かんだことや実際にあったことを記録していく予定。不定期のんひり気まま更新

夢で運転はしたくない

夢かどうか確かめるために頬を抓る

という表現方法がある。

痛ければ現実で、痛くなければ夢の中。

とてもわかりやすい描写である。

 

じゃあ実際の夢の中はどうなのかと言えば、もちろんそれは人によるけれど、私の場合は触覚も嗅覚も味覚もある。(味覚は極たまにだけれども)

 

触覚を実感したのは、私が公民館のようなところにいて玄関先で外を見ていたところ、駐車場に何も考えず車で突っ込んだ人が、周りの車や色んなものを薙ぎ倒した夢だった。

色んなものの中には馬もいた。

可哀想にと駆け寄った私の下半身はすぐさまその馬の下敷きになった。

なぜなら、馬自ら首から頭にかけてを私の足に乗せてきたからだ。

 

その間にも男は淡々と周りの様子を確かめて、天地が見事にひっくり返った車をどうにかしていて、私はこのままでは逃げられる!と馬の下敷きから逃れようとした。

ところがどっこい。

その馬はとても表情豊かに悲しそうな鳴き声をあげて、車に轢かれた!慰めて!どっか行かないで!とむしろのしかかってきた。

 

結局そこから動けずに、私は大声で叫んだ。

 

「ちょっと!誰か!その人を捕まえて!」

とかなんとか言った気がする。

でも、だぁれも出てこないのだ。

 

男性はどこまでも無表情で、無言だった。

そして元に戻った車で、またまた色んなところをぶつけつつ走り去っていった。

 

という夢だったのだが、起きてみて思った。

あの馬重かったな…と。

そして妙に暖かく、筋肉のハリや動きがあったなと。

 

嗅覚に関しては、ほぼ起きている。

夢の中で感じる匂いは、大体そんなにいい匂いじゃない。

悪臭過ぎて飛び起きるほどではないけれど、実際に鼻がムズムズしてきて、鼻をゴシゴシ手で擦る。

ゴシゴシ擦れば目が覚めて、でもまだぱっちり起きるほどじゃない。

そして、目覚めるとその匂いはさっぱりなくなってしまうのだ。

 

 

夢を見るのは嫌いじゃない。

でも夢の中で車を運転することほど嫌なことはない。

なぜって、どれだけ踏み込んでもブレーキが効かないからだ。

ブレーキを目一杯踏んでも、クリープ現象で動き続けている感じ。

だから夢の中では、なるべくというかほとんどスピードを出さないのだが、それでも減速する気配はない。

 

加えて今日は、大人四人(内100キロ超えが1人)に子供三人を乗せて山道(坂)を下るという最悪の夢だった。

しかも途中でスピード違反で警察に止められている車が反対車線にいて、車の定員に対して人数も多いし、スピード出してないけどブレーキ効かないしで冷や汗ものだった。

 

挙句、パトカーで待機していた警察官が私の車が通り過ぎたあとに、その道を封鎖して、チラチラとこちらを見ているのだから、切符も待ったなしかと焦るしかない。

 

まあ、止められなかったからそのまま下山したのだけども。

 

ああ、大変な夢だった。