頭の中のいろいろ

頭に浮かんだことや実際にあったことを記録していく予定。不定期のんひり気まま更新

ふりがなは全て訓読みで書くわけじゃない

職場のとある登録システムが導入されてからそれなりに経つらしいのだが、いまだにまともに使いこなせる人がいない。

 

もともと少ない人数で回しているせいもあるし、事務作業をする人が極端に少ないせいもあるし、そんなのに登録したところで誰も確認も参考にすらする人がいない、というのがシステムが生きていない理由である。

 

とはいえ、監査で見られるからという理由で私が入力作業を行うのだが、一体いつから入力していないのか、導入されたであろう時期の情報ですら記録されていないことが多い。

今までの監査は一体どうやっていたんだか。

 

定期的な更新が必要なわけではないようだが、数年前の記録を修正しようとすればエラーで操作できなくなるし、紐付けするものがあっても、記録はあるくせにそんなものは存在しませんと表示される。

システムそのものから機能していないとは、これいかに。

 

項目を追加するには金が掛かるそうだが、いまだにこのシステムを参考に動いている人がいないので、そこに金をかけなくとも…となる。

とはいえ紙でずっと情報を保管していて、いざ何か災害が起きましたとなった時にはデータとしての記録は不可欠であろうから、多少なりとも使っていくべきなのだけれど。

 

マニュアルを作ってくれと言われるが、一応あるにはあるのだ。

みんなに行き渡っていないだけで。

 

システムの更新は必要ないようではあるが、どうしても腑に落ちないのが、ふりがな欄である。

例えば、「斉藤 幸子」さんという顧客がいたとしよう。

普通なら「さいとう さちこ」さんと入力されていそうなものだが、

「さいふじ しあわせこ」となっていたりする。

 

不便なことに、検索する際には全てひらがなにしなければならない。(部分一致という条件であるから、フルネームを入力しても検索にはヒットしない)

従って、上の例で「さいとう」と打っても、ふりがなは「さいふじ」なのだから、検索結果には表示されない。

そうして、1人の顧客で2つも3つもアカウントが出来る始末なのだ。

 

くすりと笑える余裕があればいい。

しかしそういう、変なふりがなの顧客に限って紐づけたい情報がすでに紐づいていたりして、てんやわんやすることになるのだ。

操作性が大変悪いものだから、余計に腹が立ってくる。

 

どうして「山辺 康弘」が

「やまあたり やすしひろし」になるのか。

(※もちろん偽名である。)

 

そんなもん検索でヒットするわけもない。

どこの漫才師だと頭を抱えたくなる気持ちはわかって頂けるだろう。

イライラを通り越して結局笑うしかない。

 

今はふりがなまで全て手入力だが、以前は入力したままが自動入力されていたのだろうか。

どうしてそうなったのか、謎は解明されないままだ。